Age of Wonders III - AoW3 Wiki

危険なまでに魔法頼みなクラス。しかし詠唱ポイントが多く、さらに確実に攻撃魔法（「ライトニングストーム」）を覚えられ、最後半の研究で全魔法のコストが半減するという強力な特性を有する。
しかし維持費にゴールドが必要なユニットが「アプレンティス」のみで、他の固有ユニットは全て召喚で…つまり維持費をマナでまかなう事になる。
前衛を任せられる頑強なユニットがいないので、「ファンタズムウォーリアー」は繋ぎと考えて割り切って運用し、当面は「ノードサーペント」の習得を目標にしたい。
ランダムではあるが魔法生物召喚で「ウォッチャー」が召喚できれば固有スキルの「破滅の凝視」で活躍できる。
Tier4の「エルドリッチホラー」を量産できるようになれば勝ちは見えたも同然だが、とにかく時間がかかるので、それまで如何にして凌ぐかが重要になる。
「アプレンティス」はただ1つのクラスユニットだが攻撃が「フェアリーファイア」なのが強く、3属性攻撃なため最遠距離でも2-3ダメージ*3をばら撒けるのがメリット。
もちろん最適距離では3-3-3*3=27というTierの割には極悪な火力を発揮する。ハイエルフや「魔法の学院」などで威力を上げると並の新参英雄より火力が高くなることも…。
また「アプレンティス」は種族による能力の違いが非常によく現れ、ゴブリン・ドワーフ・ハーフリングなどは特に強力。他の種族でソーサラーをやるときもこの種族だけ確保しておくと対応力が高まる。
一方で、1-2属性攻撃になるティグランとの相性が悪い（最遠距離でのダメージが半減以下になる）という些細ながらかなり致命的な欠点がある*1。
Tier2なので研究と建造物で生産時から一般兵まで昇進でき、研究を進める事で射撃耐性・麻痺の効果が追加され昇進を重ねれば空まで飛べてしまうので後半まで第一線で活躍できる。
固有施設を最上級まで建設すると、召喚ユニットを初めから1レベル高く召喚できるようになるので早めに建てておきたい。「召喚師のオーラ」を併用すれば都市防衛に強い。
しかし派手な戦闘魔法を連打してこそソーサラーの華だろう。序盤は「星の刃」や「防護フィールド」で頑張る必要があるが、「チェインライトニング」を詠唱できるようになってからが本番。
最終的にはアイテムや騎獣召喚などで火耐性を高めたり飛行を付与したりした上で、原初IIやハイエルフ指導者などで詠唱ポイント上限を伸ばし、火II「地獄の業火」や地II「大地震」を連打すれば耐性のない敵は死ぬほかなくなる。
特に「大地震」は飛行騎乗英雄・飛行アプレンティス・飛行召喚獣とクラスユニットで固めるだけで簡単に達成できるため、地IIを取得しておくと飛行力がない敵に対して面白いことになる。
（ただし原初IIと他IIを両立するには帝国クエストで新特性を得る必要がある。ハイエルフで新特性ガチャに勝利すれば300ポイントを超える詠唱力により毎ターン6回大地震を引き起こす巨神兵もかくやな大虐殺祭りが幕を開ける。）
だが上述のようにそこまで悠長に研究を伸ばせるかという問題があり、そこまでいかにして凌ぐかが問題になるだろう。マスケラッシュなどが来た時には特に。
また対戦相手を弱体化させる魔法が少なく、特に戦闘への疑義や四肢硬化などの特定単体を無力化する魔法がないというある意味脳筋なクラスのため、テオクラットやネクロマンサーの英雄も用意しておくと対応力が高まる。